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海難審判庁では,平成13〜17年の5年間に3,890件・5,673隻の海難について海難審判を行っており,このうち,霧中での衝突・乗揚等(霧中海難)は,153件・264隻 (全件数の4%・全隻数の5%,年平均30件) となっている。また,外国船が関連する霧中海難は,32件・37隻(件数の21%・隻数の13%)で,5件に1件の割合となっている。
霧中海難の発生海域別では,瀬戸内海が52件(全体の34%)で最も多く,三陸沖が17件(11%),房総半島東岸・鹿島灘が15件(10%),北海道東方沖13件(8%),石廊埼・神子元島周辺8件(5%),熊野灘周辺6件(4%)などとなっている。
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