方位標識が設置されている付近で発生した乗揚海難の要因の多くは、操船者が方位標識を正しく理解・記憶していれば乗揚に至らなかったと考えられます。
この種の、乗揚海難の再発防止には、自らが方位標識についてあらためて復習することのほか、確実な知識となるような船会社等による「再教育」が重要であり、次のような具体策があげられます。
昼間における方位標識の覚え方の一例を紹介します。
注意!! | 四つの方位を区別できただけでは、標識として航海に役立てることができません。自分のいる地点における東西南北の方角をコンパスまたは太陽の方向、陸地や島の位置関係等で知っておく必要があります。こうして得た方角と方位標識の意味を当てはめてようやく航路標識として利用できることになります。 |
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