海難調査における国際協力の促進・向上を目指す国際海難調査官会議(Marine Accident Investigators' International Forum)の第10回会議が、10月15〜19日の5日間、24カ国から35名の海難調査官が参加して、韓国の釜山で開催されました。
 会議には当庁から2名が出席し、多くの議題について活発な意見交換が行われましたが、特に、海難調査のための共通手法や各国間の協力を推進するために4年前に国際海事機関(IMO)で採択された「海難及び海上インシデントの調査のためのコード」の内容については、国際法との関係において問題点も残っていることから、強制化に至るまでには、今後も、なお議論を深めていく必要があることを認識しました。
 次回会議は、来年8月下旬、ドイツで開催される予定です。
会議の冒頭で挨拶する韓国海洋水産省大臣 会議場風景


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