理事官2人を香港に派遣
−イスラエル船ジム アジア号乗組員から事情聴取− |
平成17年9月28日02時30分ごろ,北海道納沙布岬沖合の公海上において,サンマ漁船第三新生丸(19トン,8人乗組み)が衝突・転覆し,乗組員7人が死亡するという痛ましい事故が発生しました。
この事故では,海上保安庁による塗膜片の鑑定結果から,衝突の相手船がイスラエル船籍のコンテナ船ジム アジア号(41,507トン,21人乗組み)であると特定されたことから,海難審判理事所は,10月6日,ジ号の乗組員から事情聴取等を行うため,理事官2人を寄港地の香港に派遣しました。
理事官は,翌7日,香港で停泊中のジ号船内において,海上保安官とともに,ジ号船長,二等航海士及び操舵手から事情聴取を行いました。また,
ジ号の船体検査を行い,左舷船首部の擦過傷などを入念に調査しました。 |
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