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庁長・所長会議で事務次官が訓示 |
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去る4月27日,高等海難審判庁で平成17年度庁長・所長会議が開催され,岩村敬国土交通事務次官から当庁職員に対する訓示が行われました。 事務次官は,「国土交通行政の基本は『安全の確保』にあり,『安全』はその業務に携わる者の最大の使命である。この会議での,“国民に期待される事故調査機関としてのあり方について”の議論が結実し,今後の海上交通安全行政をリードして,国民の負託に応えることができるように」と述べられました。 |
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分析集「内航貨物船海難の分析〜乗揚・機関損傷編〜」を発刊 |
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昨年6月に刊行した「内航貨物船海難の分析〜衝突編〜」の続編として,このほど「内航貨物船海難の分析〜乗揚・機関損傷編〜」を刊行しました。 本分析集では,内航貨物船の乗揚及び機関損傷事件の特徴,問題点,海難の防止に役立つ事項を抽出するための分析を行い,船内研修や講習会などで利用しやすいように,図面や写真をふんだんに使った“絵で見る裁決”を多く取り入れ,わかりやすい内容となっています。 |
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この事件は,貨物船リンドス(総トン数31,643トン,マルタ船籍)が,平成16年5月29日,北海道小樽港外で水先人を乗船させて入港中,着桟予定の岸壁に向けて回頭態勢に入ったところで,掘り下げ済み区域外側の浅所に乗り揚げたものです。 函館地方海難審判庁は,平成17年4月18日本件の裁決言渡を行いました。裁決では,「入港する際,港内速力表の確認及び港口通過時の速力の確認がいずれも不十分で,過大な速力のまま港口を通過して回頭態勢に入り,旋回縦距が拡大して掘り下げ区域外に進出したこと」が原因であったとされました。 なお,受審人及び補佐人から裁決を不服として第二審の請求がありました。 |
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平成17年度に海難審判庁が達成すべき目標 |
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北側国土交通大臣は,平成17年度に当庁が達成すべき目標を決定しました。 |
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今後とも当庁は,皆様のニーズにお応えできるよう,努力してまいりたいと思います。 |
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