海難の概要
H丸は,船長ほか11人が乗り組み,相模川河口南西方沖の定置網での網おこしを終えて平塚漁港に向けて帰港中,台風の影響によるうねりで突然発生した高い磯波が右舷後方から押し寄せ,左舷側に大きく傾斜して海水が打ち込み,左舷側ブルワークに腰掛けていた甲板員が海中に転落した。
海難原因
乗組員に対する転落防止措置が不十分であったこと。
乗組員にライフジャケットを着用させなかったこと。
戻る
次へ
海難審判庁ホームページのトップへ戻る