IMO第11回旗国小委員会が平成15年4月7日から11日までの5日間、ロンドンのIMO本部で、加盟国162ヶ国のうち約60ヶ国及び非政府組織の代表が出席して開催されました。 会議には日本代表団の一員として、当庁から藤江哲三国際業務室長が出席し、議題「海難統計と調査」を担当しました。 初日の本会議(プレナリー)に引き続き、議題「海難統計と調査」にワーキンググループが設置され、約30ヶ国の代表が参加して3日間にわたり討議されました。 ワーキンググループでは、海難分析コレポングループが明らかにした海難調査報告書の分析、BRMに関連した海難の分析から学んだ教訓、海難分析過程における総合的安全評価(FSA)手法の適用について検討され、その結果、本会議において「海難分析からの教訓」について公表すること、及び今後、海難分析においてFSAの手法の導入について検討することが合意されました。 |
||
![]() |
![]() |
|
本会議(プレナリー) | IMO本部前 |
戻る | 次へ |