報告書番号 | RA2020-2-1 |
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発生年月日 | 2019年03月21日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 横須賀線 逗子駅構内[神奈川県逗子市]山の根踏切道(第4種踏切道:踏切遮断機及び踏切警報機なし) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 (法人番号 9011001029597) |
事故等種類 | 踏切障害事故 |
踏切区分 | 第4種踏切道 |
人の死傷 | 死亡 |
都道府県 | 神奈川県 |
報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
公表年月日 | 2020年03月26日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の久里浜駅発上総一ノ宮駅行きの上り普電第1786S列車の運転士は、平成31年3月21日(木)、逗子駅構内を速度約53km/hで走行中、山の根踏切道(第4種踏切道)付近で異音を認めたため非常停止の手配と防護無線の発報を行った。現場を調査したところ、線路内で負傷者が発見され救急車の手配が行われたものの、死亡が確認された。 その後、映像記録から死亡者は同踏切道の南側から進入した踏切通行者で本件列車に衝突したことが判明した。 |
原因 | 本事故は、踏切遮断機及び踏切警報機が設けられていない第4種踏切道である山の根踏切道の上り線に列車が接近している状況において、同踏切道を通行中の歩行者が上り線に進入したため、同列車と衝突したことによるものと推定される。 上り線に同列車が接近している状況において同歩行者が上り線に進入したことについては、同歩行者が同列車の接近に気付かなかった可能性及び同踏切道は横断線数が多く踏切長が35.5mと長い上、状況によっては留置車両により本線を見通せない範囲が多くなるという構造であり、踏切進入時の安全確認のみでは安全に渡り終えることが困難であることが関与している可能性が考えられるが、同歩行者が死亡しているため、詳細な状況を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 死亡:1名(歩行者) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |