報告書番号 | RA2016-4-1 |
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発生年月日 | 2015年01月24日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 篠ノ井線 桑ノ原信号場~稲荷山駅間(単線)[長野県千曲市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 長野県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2016年04月28日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の上諏訪駅発長野駅行き3両編成の普電第1545M列車の運転士は、平成27年1月24日(土)、篠ノ井線桑ノ原信号場~稲荷山駅間を速度約61km/hで走行中、列車前方の線路内に停止していた軽貨物自動車を認めた。直ちに非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は同軽貨物自動車と衝突し、1両目の前台車全2軸が脱線した。 この事故により、軽貨物自動車の運転者が負傷した。 |
原因 | 本事故は、軽貨物自動車が線路内に停止していたため、非常ブレーキを掛けたが間に合わず、列車が自動車と衝突し、その後自動車を押しながら城山トンネル内まで走行した結果、同トンネル坑口付近で自動車が列車とトンネル内壁との間に挟まれたことにより、列車が左向きの力を受けてレールの左側へ脱線したものと考えられる。 同自動車は、谷川踏切から線路内に進入して事故地点まで走行したと考えられるが、線路内に進入した経緯等について、自動車の運転者から明確な口述を得られなかったため、谷川踏切から進入し、約786mにわたって線路内を走行し続けた経緯等については、詳細を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 負傷:1名(軽貨物自動車運転者) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |