報告書番号 | RA2014-3-1 |
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発生年月日 | 2013年04月06日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 信越線 妙高高原駅~関山駅間(単線)[新潟県妙高市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 新潟県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2014年03月28日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の長野駅発直江津駅行き6両編成の下り普通第3325M列車は、平成25年4月6日(土)、妙高高原駅を定刻(20時30分)に出発した。 妙高高原駅を出発後、運転士は、速度約65km/hで惰行運転中、列車が左曲線(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)に進入した際、車体が浮き上がるような感じを受けたため、非常ブレーキを使用して停車させた。運転士が降車して車両を確認したところ、列車は先頭車両の前台車全2軸が右へ脱線していた。 列車には乗客25名及び乗務員2名(運転士及び車掌)が乗車していたが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、斜面で発生した土砂崩壊によって線路内へ流入した土砂等に列車が乗り上げたため、脱線したことにより発生したものと考えられる。 斜面で土砂崩壊が発生したことについては、斜面より標高が高い農地等(私有地等)の一部から水があふれ、同社の用地である斜面の上部への集中的な流水と、これに伴う土留壁背後の地盤の地下水位の上昇により、土留壁の基礎周りに浸透水の圧力が作用して、この付近の地盤が破壊され、斜面の表面の土層が崩壊した可能性があると考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |