報告書番号 | RA2006-4-2 |
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発生年月日 | 2005年12月01日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 秩父本線 永田駅~武川駅間(単線)[埼玉県大里郡川本町(平成18年1月1日より深谷市)]武川No.3踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 秩父鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 埼玉県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年09月06日 |
概要 | 秩父鉄道株式会社の秩父線寄居駅発熊谷駅行き3両編成の上り普通第1602列車は、平成17年12月1日(木)、ワンマン運転で永田駅を定刻(13時56分)に出発した。列車の運転しは、速度約65㎞/hで惰行運転中、13時58分ごろ、武川No.3踏切道を支障して停止している軽貨物自動車を踏切道の約100m手前で発見し、気笛を吹鳴するとともに非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は軽貨物自動車と衝突した。列車は、1両目(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の前台車の第1軸が右へ脱線し、同踏切から約76m行き過ぎて停止した。 列車には乗客8名及び運転士1名が乗車していたが、死傷者はなかった。また、軽貨物自動車に死傷者はなかった。 列車は、1両目の前面及び床下機器等が損傷した。一方、軽貨物自動車は大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、軽トラックの運転者が踏切直前での一時停止をすることなく、踏切警報機の警報音とせん光灯の明滅に気付かずに軽トラックを本件踏切内に進入させ、降下してきた遮断かん に阻まれて軽トラックを本件踏切内に停止させたため、本件列車と軽トラックが衝突したことにより、1両目の前台車の第1軸が右へ脱線したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |