報告書番号 | 99-2 |
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発生年月日 | 1998年07月15日 |
発生場所 | 青森県八戸飛行場 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | 三菱 MU-2B-36 |
登録記号 | JA8737 |
運航者 | ダイアモンドエアーサービス株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1999年03月26日 |
概要 | ダイヤモンドエアサービス株式会社所属三菱式MU-2B-36型JA8737は、平成10年7月15日13時10分、慣熟飛行のため青森空港を離陸した際、脚系統に異常が発生し、前脚下げ及び主脚上げの状態のままで脚が作動しなくなり、15時42分、八戸飛行場に胴体着陸した。 同機には、機長ほか同乗者1名計2名が搭乗していたが、死傷者はなかった。同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機の脚作動用トルク・シャフトが脱落したため、脚の作動が不能となり、同機が前脚下げ及び主脚上げの状態で胴体着陸したことによるものと推定される。なお、脚作動用トルク・シャフトが脱落したのは、同シャフトの全長が、最小許容寸法より短かったため、長年の使用により磨耗が生じ、スプライン・シャフトとの結合長を減少させたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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