報告書番号 | 63-9A |
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発生年月日 | 1988年05月30日 |
発生場所 | 沖縄県下地島空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY EXCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング 737-200 |
登録記号 | JA8455 |
運航者 | 全日本空輸株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1988年10月28日 |
概要 | 全日本空輸株式会社所属ボーイング式737-200型JA8455は、昭和63年5月30日11時38分ごろ、訓練飛行のため下地島空港の滑走路17を離陸する際、同滑走路を左へ逸走し、同空港のエプロン上に停止した。 同機には、操縦教員及び練習生5名、合計3名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 同機は中破し、左翼より燃料が漏えいしたが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、強い横風下で、離陸時に速度がV1に達した後の一発動機模擬故障訓練が行われた際、横風に対応する十分な訓練を受けていなかった練習生の操舵が的確でなかったため、機体が左に急激に回頭し次いで左にロールして、左翼端等を接地するに至ったことによるものと推定される。操縦教員の回復操作は、左翼端等が接地するまでの間が極めて短時間であったので、機体の運動に効果的な影響を与えなかったことが考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |