報告書番号 | 56-5 |
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発生年月日 | 1981年06月17日 |
発生場所 | 山口県山口市 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABRUPT MANEUVER LOSS OF CONTROL-INFLIGHT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | 川崎ベル 47G3B-KH4 |
登録記号 | JA7533 |
運航者 | 日本農林ヘリコプター株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1981年12月21日 |
概要 | 日本農林ヘリコプター株式会社所属川崎ベル式47G3B-KH4型JA7533は、機長のみがとう乗し、松喰虫防除のため、昭和56年6月17日早朝から、山口県山口市仁保下郷仁保川場外離着陸場(標高63メートル、以下「ヘリポート」という。)を基地にして薬剤(液剤)散布作業を行っていた。05時57分ごろ同機がヘリポートに着陸して、薬剤とう載後、薬剤散布装置点検のためヘリポート内の整備点検場所へ河原上をホバリングタクシーにより移動中、エンジン回転速度が低下し堤防上に接地したが、その後河原に転落し大破した。 本事故による火災は発生せず、人員の死傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が河原上をホバリングタクシー中、エンジン回転速度が低下し、堤防へ向け滑り込み着陸を行った後、機長は両スキッドが完全に堤防上にあるものと誤認し、ピッチレバーを下げたため河原へ転落したことによるものと推定される。 なお、エンジン回転速度が低下したことは、地面効果の急減に対応する操作及び左旋回操作に慎重を欠いたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |