報告書番号 | AI2023-8-2 |
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発生年月日 | 2022年10月15日 |
発生場所 | 能登空港 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION ATM/CNS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 小型機 |
型式 | ベル式206B型(回転翼航空機)、テキストロン・アビエーション式B300C型 |
登録記号 | JA6113_JA871B |
運航者 | 株式会社ジャネット、海上保安庁 (法人番号 5090001004565[株式会社ジャネット]、 7000012100005[海上保安庁]) |
事故等種類 | 他の航空機が使用中の滑走路からの離陸 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2023年12月21日 |
概要 | 株式会社ジャネット所属ベル式206B型JA6113は、令和4年10月15日(土)、能登空港において、海上保安庁所属テキストロン・アビエーション式B300C型JA871Bが駐機場に向けて地上走行している滑走路から離陸した。 |
原因 | 本重大インシデントは、着陸したB機が滑走路を離脱していないにもかかわらず、A機が同滑走路から離陸したことにより発生したものと認められる。 A機が離陸したことについては、滑走路上に他機はいないという思い込みがあったことに加えて、反復継続する遊覧飛行のスケジュールを守りたいとの思いから、滑走路の目視による安全確認を十分に行わなかったことによるものと考えられる。 A機の機長が滑走路上にB機がいないと思い込んだことについては、能登レディオが、ワークロードが高まっていた中で着陸したB機の存在を失念し、滑走路上に他の航空機がいないことを確実に確認する手順を踏まないまま、A機に「RUNWAY IS CLEAR」の情報を提供したことが関与したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |