報告書番号 | AA2015-5-2 |
---|---|
発生年月日 | 2014年09月12日 |
発生場所 | 金浦国際空港(韓国)の南東約95km、高度約16,000ft(約4,900m) |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型 |
登録記号 | JA654J |
運航者 | 日本航空株式会社 |
事故等種類 | 機体の動揺による客室乗務員の負傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年05月28日 |
概要 | 日本航空株式会社所属ボーイング式767-300型JA654Jは、平成26年9月12日、同社の定期93便として金浦国際空港へ向け降下中、17時33分、機体が大きく動揺し、客室乗務員1名が重傷を負ったほか、客室乗務員4名及び通訳2名が軽傷を負った。 |
原因 | 本事故は、同機が高度約16,000ftを飛行中に気流の擾乱に遭遇して機体が大きく動揺したため、客室乗務員が浮き上がって天井にぶつかり、1名が背中から床に落ちて重傷を負ったものと推定される。 同機が遭遇した気流の擾乱は、一旦減衰した後に再び成長した対流雲により生じたものと推定される。運航乗務員は、機上気象レーダーのチルト設定をオートモードにしていたため、飛行方向(前方下)に存在する成長初期の対流雲のエコーを十分に捉えられなかった可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 1名重傷(客室乗務員)、6名軽傷(客室乗務員4名及び通訳2名) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |