報告書番号 | AA2015-2-2 |
---|---|
発生年月日 | 2014年06月14日 |
発生場所 | 栃木県宇都宮市鬼怒川滑空場 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
GLIDER TOWING RELATED EVENTS COLLISION WITH OBSTACLE(S) DURING TAKEOFF AND LANDING |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | シャイベ式SF25Cファルケ型(動力滑空機、複座) |
登録記号 | JA25CH |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 曳航索と滑空機との接触 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年02月26日 |
概要 | 個人所属シャイベ式SF25Cファルケ型JA25CHは、平成26年6月14日(土)12時45分ごろ、操縦者1名が搭乗し、滑空機を曳航して栃木県宇都宮市所在の鬼怒川滑空場を離陸した。その後、滑空機の曳航を終えて、13時03分ごろ同滑空場に着陸する際、別の滑空機から切り離された落下中のウインチ曳航索に接触して機体を損壊した。 |
原因 | 本事故は、同滑空場離着陸帯34に進入中のA機が、離着陸帯16からウインチ曳航により発航したC機から切り離された落下中の曳航索に接触したため、損傷したものと考えられる。 A機が曳航索に接触したことについては、機長と発航管理者の飛行前の打合せが不十分であったこと、発航管理者が飛行中のA機と連絡できなかったこと、及び同一離着陸帯において航空機曳航とウインチ曳航による滑空機発航を時間帯を区分しないで実施したことが関与したものと考えられる。こうした複数要因の背景には、同部関係者の安全性確保に関する意識が十分でなかったことがあった可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |