報告書番号 | AI2015-3-3 |
---|---|
発生年月日 | 2013年11月16日 |
発生場所 | 秋田県秋田市上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式TU206G型 |
登録記号 | JA4000 |
運航者 | 本田航空株式会社 |
事故等種類 | 飛行中におけるエンジンの停止 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年04月23日 |
概要 | 本田航空株式会社所属セスナ式TU206G型JA4000は、平成25年11月16日(土)、航空測量のため秋田県能代市の写真撮影現場に向かっていたところ、エンジンの潤滑油圧が低下した後、11時43分ごろ、エンジンが停止したため、秋田県秋田市の旧秋田空港跡地に不時着した。 同機は小破したが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機の潤滑油が漏えいし潤滑油が欠乏した状態でエンジンを運転し続けたため、エンジンが損壊し飛行中のエンジン停止に至ったことによるものと考えられる。 潤滑油が漏えいしたことについては、緩んでいたエクステンションのホースとエンジン本体側のハウジングとの接合部分にエンジンの振動が伝わり、ホースがハウジングから外れたことによるものと考えられる。 ハウジングとの接合部分のホースが緩んでいたことについては、ホースの締め付け帯の位置がホース末端方向へずれ、エンジン本体側へはみ出した状態で取り付けられていたことから、均一で十分なホースの締め付けができていなかったことによる可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | 国土交通省航空局への情報提供 |
動画(WMV) |