報告書番号 | AA2009-10-1 |
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発生年月日 | 2008年08月19日 |
発生場所 | 大阪府八尾市志紀町 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FUEL RELATED |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING APPROACH |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式TU206F型 |
登録記号 | JA3721 |
運航者 | 第一航空株式会社 |
事故等種類 | 不時着時機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年11月27日 |
概要 | 第一航空株式会社所属セスナ式TU206F型JA3721は、平成20年8月19日(火)、航空写真撮影のため八尾空港を離陸し、業務を終えて八尾空港への着陸進入中、エンジンが停止し、10時08分ごろ、大阪府八尾市志紀町の道路上に不時着した際、機体を損傷した。 同機には機長及び同乗者1名が搭乗していたが、同乗者が軽傷を負った。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、機長が着陸進入中に同機の補助燃料ポンプを使用したことにより、燃料/空気比が過剰に濃厚となりエンジンが停止したため、不時着し、その際、同機が地上の物件に衝突して大破したものと推定される。 機長が着陸進入中に補助燃料ポンプを使用したことについては、製造者からの安全情報が同社内で周知されず、同機の補助燃料ポンプの正しい使用方法が十分に理解されていなかったこと、同機の不具合情報が口頭で不正確に伝達されたこと、及び同運用基準に規定されていない操作が安易に扱われたことが関与したものと推定される。 |
死傷者数 | 1名軽傷(同乗者) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |