報告書番号 | AA2009-6-1 |
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発生年月日 | 2008年07月20日 |
発生場所 | 埼玉県北埼玉郡大利根町 読売大利根滑空場 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
GLIDER TOWING RELATED EVENTS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF POST-IMPACT |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | アレキサンダー・シュライハー式ASK13型(滑空機、複座) |
登録記号 | JA2130 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 墜落 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年07月31日 |
概要 | 個人所属アレキサンダー・シュライハー式ASK13型JA2130は、平成20年7月20日(日)操縦練習のため、埼玉県北埼玉郡大利根町読売大利根滑空場からウインチ曳航により離陸した直後に、10時23分ごろ、同滑空場内に墜落した。 同機には、操縦練習生1名のみが搭乗していたが、重傷を負った。 同機は中破した。 |
原因 | 本事故は、同機が同滑空場からウインチ曳航により離陸した直後に、曳航員がウインチ曳航を中止したため、練習生による機首下げ操作が開始される間に同機の速度が低下し、この時の高度が低く索離脱後の降下中に安全な速度まで増速することができなかったことにより、同滑空場内に墜落したものと考えられる。 曳航員がウインチ曳航を中止したことについては、両ドラムが同時に接続され、曳航していない左ドラムが索を巻き取っているのに気付いたことによるものであり、左ドラムが索を巻き取っていたことについては、曳航員による左セレクター・レバーの解除操作が確実に行われず、左セレクター・レバーが接続と解除との中間位置にとどまったままであったことによるものと推定される。 左セレクター・レバーが中間位置にとどまったままで両ドラムが同時に接続されたことについては、取り付けられていたストッパーの長さが短かったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | 1名重傷(操縦練習生) |
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動画(WMV) |