報告書番号 | AI2008-4-1 |
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発生年月日 | 2007年10月14日 |
発生場所 | 鹿児島県肝属(きもつき)郡付(きもつき)町 肝属川河川敷場外離着陸場付近 高度約80m |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 超軽量動力機 |
型式 | ホームビルト三河式HA500Ⅱ-R532L型(舵面操縦型超軽量動力機、複座) |
登録記号 | JR1069 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 整備不良 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2008年07月25日 |
概要 | 個人所属ホームビルト三河式HA500Ⅱ-R532L型JR1069(以下「同機」という。)は、平成19年10月14日(日)、レジャーのため操縦者1名が搭乗して、鹿児島県肝属郡肝付町肝属川河川敷場外離着陸場を離陸し、北側ダウンウィンド・レグに入ったころ、プロペラがシャフトごと機体から脱落したため付近の畑に不時着した。 |
原因 | 本重大インシデントは、プロペラ・シャフトを固定するリング・ハーフが摩耗し破断したため、プロペラ及びプロペラ・シャフトがギヤボックスから脱落し航行が継続できなくなったことによるものと推定される。# リング・ハーフの摩耗、破断には、不適切な方法でディスク・スプリングが組み立てられたことに起因する軸方向のガタ並びにこれに起因するプロペラ・シャフト及びドッグ・ハブのスプラインの摩耗による軸及び回転方向のガタが関与したものと考えられる。# なお、不適切なディスク・スプリングの組立が行われたのは、オイル・シールの交換作業において、プロペラ・シャフトに組付けられた他の部品を取外し復旧する際に、整備マニュアルに基づく適切な整備作業が実施されなかったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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