報告書番号 | AI2007-3-2 |
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発生年月日 | 2006年11月20日 |
発生場所 | 北海道新千歳空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FIRE/SMOKE (NON-IMPACT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式737-500型 |
登録記号 | JA8596 |
運航者 | エアーニッポン株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年11月30日 |
概要 | エアーニッポン株式会社所属ボーイング式737-500型JA8596は、平成18年11月20日(月)、同機による運航の共同引き受けをしていた全日本空輸株式会社の定期729便として仙台空港を離陸し、21時13分に新千歳空港に着陸した。スポットに向けて地上走行を開始し、補助動力装置を始動した後の21時16分ごろ、補助動力装置に火災が発生したことを示す計器表示があったため、機体を停止させて消火装置を作動させた。同計器表示が消灯し、客室内及び機体外部に火炎又は煙がないことを確認した上で地上走行を再開し、予定していたスポットに到着した。点検の結果、補助動力装置のタービン部に燃焼室を取り付けている金具が破断し、燃焼室が外れて、その位置がずれていた。 同機には、機長ほか乗務員4名及び乗客53名の計58名が搭乗していたが、負傷者はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が新千歳空港へ着陸後にAPUを作動させた際、APUの燃焼室を固定するカップリングが破断したことにより燃焼室が外れたため、燃焼室内にあった圧縮空気及び燃焼ガスが防火区域内に噴出し、APUの火災警報装置が作動し、「発動機防火区域内における火炎の発生」に準ずる事態となったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |