報告書番号 | AI2009-4-1 |
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発生年月日 | 2005年06月15日 |
発生場所 | 東京都東京国際空港滑走路34L上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング767-300型 |
登録記号 | JA8986 |
運航者 | 株式会社日本航空インターナショナル |
事故等種類 | 前脚破損走行不能 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年05月29日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第3号(本件発生当時)に規定された「オーバーラン、アンダーシュート及び滑走路からの逸脱(航空機が自ら地上走行できなくなった場合に限る。)」に準ずる事態として同条第14号(本件発生当時)に該当し、航空重大インシデントとして取り扱われることとなった。 株式会社日本航空インターナショナル所属ボーイング式767-300型JA8986は、平成17年6月15日(水)09時59分ごろ、同社の定期1002便として東京国際空港滑走路34Lに着陸した際、同機の前脚が破損したため、滑走路上で停止した。 同機には、機長ほか乗務員11名、乗客210名の計222名が搭乗していたが、17名の乗客が軽傷を負った。 同機は小破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が、東京国際空港滑走路34Lに着陸した際、最初の接地時にバウンドし、再び主脚に機体の重量が完全にかかる前に前脚が接地して、前脚に過大な荷重がかかったため、前脚が破損し、自ら地上走行できなくなったものと推定される。 再び主脚に機体の重量が完全にかかる前に前脚が接地したことについては、操縦桿の前方への大きな操作によるものと推定される。 |
死傷者数 | 17名軽傷(乗客) |
勧告・意見 | |
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