報告書番号 | AI2006-5 |
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発生年月日 | 2005年02月24日 |
発生場所 | 和歌山県串本VORTACから東北東約170㎞の海上上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式737-400型 |
登録記号 | JA737D |
運航者 | スカイネットアジア航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年09月29日 |
概要 | スカイネットアジア航空株式会社所属ボーイング式737-400型JA737Dは、平成17年2月24日(木)、同社の定期119便として、17時34分に東京国際空港を離陸した。 同機は、宮崎空港に向け飛行中、18時05分ごろ、串本VORTACの東北東約170㎞、高度約33,700ftの海上上空において、客室与圧の低下を示す計器表示があり、客室内酸素マスクが自動落下した。同機は緊急降下し、19時15分宮崎空港に着陸した。 同機には、機長ほか乗務員4名、乗客103名(うち幼児1名を含む)計108名が搭乗していたが、乗客1名が一時的に気分が悪くなった。 航空機の損壊はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が飛行中、後方与圧調整弁が突然必要以上に開いたため、航空機内の気圧の異常な低下に至ったことによるものと考えられる。 後方圧力調整弁が突然必要以上に開いたことについては、客室与圧装置の回路基板上に存在していた汚染物質が長期間経つ間に回路基板を劣化させ、この劣化が電気回路の不具合を引き起こすまで進行していた可能性が考えられるが、明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |