報告書番号 | AI2005-1-1 |
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発生年月日 | 2004年03月07日 |
発生場所 | シンガポールの東北東約700㎞の南シナ海上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
MEDICAL |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式777-200型 |
登録記号 | JA705A |
運航者 | 全日本空輸株式会社 |
事故等種類 | その他 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2005年01月28日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第13号に規定された「航空機乗組員が疾病により運航中に正常に業務を行うことができなかった事態」に該当し、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。# 全日本空輸株式会社所属ボーイング式777-200型JA705Aは、平成16年3月7日(日)、同社の定期901便として、新東京国際空港からシンガポール国チャンギ国際空港へ向けて飛行中、22時40分ごろ、シンガポールの東北東約700kmの南シナ海上空において、副操縦士が急病(腹痛)になったため、その後は、機長のみが操縦業務を行い、23時54分シンガポール国チャンギ国際空港に着陸した。# 同機には、機長ほか乗務員11名、乗客174名(うち幼児1名)計186名が搭乗していたが、負傷者はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が巡航中に、副操縦士が急性膵炎を発症し、インキャパシテーションに陥ったため、正常に業務を行うことができなくなったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |