報告書番号 | 2003-2 |
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発生年月日 | 2002年08月04日 |
発生場所 | 福島県いわき市小名浜港 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOW ALTITUDE OPERATIONS CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN UNINTENDED FLIGHT IN IMC |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 滑空機、複座 |
型式 | スポルタビア式RF5B型 |
登録記号 | JA2197 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2003年03月28日 |
概要 | 個人所属スポルタビア式RF5B型JA2197は、平成14年8月4日(日)、レジャーのため、栃木県小山市中河原字東河原608番地にある小山絹滑空場を11時10分ごろ離陸し、福島県いわき市小名浜港付近を低空で飛行中、12時01分ごろ、同港の入口に停泊中の船舶に衝突し、海上に墜落した。 同機には、機長のみが搭乗していたが死亡した。 同機は大破し、海中に沈んだ。 |
原因 | 本事故は、同機が、海岸付近で濃い霧の中を飛行し、有視界気象状態の維持ができなくなり、更に低い高度で海面及び海岸線を視認しながら飛行していた際、濃い霧による低視程のため同機の飛行方向に停泊中であったタンカーを発見するのが遅れたため、回避操作が間に合わず同タンカーに衝突して海面に墜落したことによるものと考えられる。 なお、本事故には、同機の機長が、飛行前及び飛行中に飛行経路上の気象情報の確認を行わなかったこと、及び濃い霧に遭遇した際に引き返すなどの判断をしないまま、飛行を継続したことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |