報告書番号 | 49-2 |
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発生年月日 | 1974年01月31日 |
発生場所 | 宮城県仙台空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ビーチクラフト式95-B55型 |
登録記号 | JA5207 |
運航者 | 航空大学校 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1974年07月25日 |
概要 | 航空大学校所属、ビーチクラフト式95-B55型JA5207は連続離着陸訓練のため、日本航空仙台運航乗員訓練所所属の教官1名と航空大学校仙台分校の訓練生3名の計4名が搭乗し、昭和49年1月31日08時28分仙台空港のA滑走路30を離陸した。 同機は、離陸後引続いて、B滑走路27を使用しての連続離着陸訓練を実施したが、12回目の着陸接地後の滑走において、降着装置が引込み始め、両プロペラを接地させたのち、機首下面を接地させて、前脚及び右脚を引込め、左脚を出して滑走したのち右に偏向しながら滑走し、滑走路右縁標識上にあった高さ約40センチメートルのスノーバンクに右翼端の前縁が激突した。 同機はその反動で右外滑りとなり、機首方位が約180度偏向したのち、全脚とも引込んだ状態で滑走路の路肩上にかく坐停止したが、本事故による人員の死傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、着陸接地後の滑走中に教官が脚操作スイッチを誤って上げ操作したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |