委員長記者会見要旨(令和8年8月25日)
令和8年8月25日(火)14:00~14:06
国土交通省会見室
李家委員長
発言要旨
運輸安全委員会委員長の李家でございます。
ただいまより、8月の月例記者会見を始めさせていただきます。
1.事故等調査の進捗状況
はじめに、前月の定例会見から新たに調査対象になった事故又は重大インシデントは、鉄道及び船舶モード合わせて2件です。
鉄道モードは、8月20日に東武鉄道の日光線、新鹿沼駅構内において、走行中の列車と線路内にいた係員が接触し、係員が亡くなられた事故の1件です。
船舶モードは、8月13日に熊本県天草市の竹島沖において、遊漁船 久栄丸が乗り揚げた事故の1件です。
運輸安全委員会は、いずれの事案についても事故調査官を派遣し、調査を開始しています。今後、必要な調査を行い、収集した情報や資料の精査、分析を進め、原因を究明してまいります。
事故等調査の進捗状況については、お配りしている資料1をご覧ください。
本日私からは以上です。何かご質問があれば、お受けします。
2.質疑応答
(東武鉄道 鉄道人身障害事故関連)
問: 先ほどお話のありました日光線の事故について、日中4人の方が亡くなった事故ということで大変注目されております。本事故の受け止めをお願いします。
答: 8月20日に発生した東武鉄道日光線新鹿沼駅構内で発生した事故では、作業を行う係員4名の方が亡くなられました。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます。
本件事故を受けて、当委員会は調査官3名を現地に派遣し、事故現場の状況確認、関係者の口述聴取などを行いました。
調査の内容についてはお答えできませんが、今後もしっかりと調査・分析を進め、原因究明と同種事故の再発防止に向け、できるだけ早期に調査報告書を公表できるよう努めてまいります。
(近鉄京都線列車脱線事故関連)
問: 京都線の脱線事故から間もなく2ヶ月になりますが、現状の進捗状況などがありましたらお願いします。
答: 6月29日に発生した近畿日本鉄道京都線京都駅での列車脱線事故を受けて、当委員会は、調査官2名を現地に派遣し、事故現場における車両や軌道の状況確認、関係者の口述聴取などの情報収集を行っております。
調査の内容についてはお答えできませんが、今後もしっかりと調査・分析を進め、原因究明と同種事故の再発防止に向けて、できるだけ早期に調査報告書を公表できるよう努めてまいります。
(東武鉄道 鉄道人身障害事故関連)
問: 先ほど幹事社からも質問があった日光線に関することです。現在調査中でお話しできないことがあるかと思いますが、事故当時の見張員の位置や、作業員の安全対策がどうなっていたのか等、警察の捜査が進められているところ、今後、どのようなことが調査のポイントになるか、差し支えのない範囲でお話いただけないでしょうか。
答: ご質問のありました列車の見張員の当時の状況や、当日の作業内容等細かい点につきましては、調査の内容に関する事項ですのでお答えは差し控えますが、そういった点に関して、しっかりと調査・分析を進めてまいりたいと思います。
資料