運輸安全委員会トップページ > 報道・会見 > 委員長記者会見 > 委員長記者会見要旨(令和8年7月28日)

委員長記者会見要旨(令和8年7月28日

令和8年7月28日(火)15:00~15:06
国土交通省会見室
李家委員長

発言要旨

 運輸安全委員会委員長の李家でございます。
 ただいまより、7月の月例記者会見を始めさせていただきます。

1.事故等調査の進捗状況 

 はじめに、前月の定例会見から新たに調査対象になった事故又は重大インシデントは、航空及び鉄道モード合わせて5件です。

 航空モードは、5月12日にエアロトヨタ所属のヘリコプターが、富山県黒部市において、物資の輸送作業中、荷つり用フックが機体に接触し、機体を損傷した事故。本事案は7月8日に機体の損傷が大修理に該当することが確認されたものです。7月21日に日本航空機が、大分空港を離陸した後、東京国際空港に向けて降下中、機体が動揺し、客室乗務員1名が負傷した事故。6月26日に個人所属の小型飛行機が、八尾空港に着陸した際、滑走路をオーバーランし、緑地帯で停止した重大インシデント。7月3日に竜ケ崎飛行場において、スカイネットアカデミー所属の小型飛行機が、連続離着陸の訓練中、機体の後部が滑走路に接触した重大インシデント、以上の4件です。

 鉄道モードは、6月29日に近畿日本鉄道の京都線、京都駅構内において、走行中の列車が脱線した事故の1件です。

 運輸安全委員会は、いずれの事案についても事故調査官を派遣し、調査を開始しています。今後、必要な調査を行い、収集した情報や資料の精査、分析を進め、原因を究明してまいります。

 事故等調査の進捗状況については、資料1をご覧ください。

 本日私からは以上です。何か質問があれば、お受けします。

2.質疑応答

(近鉄京都線列車脱線事故関連)

問: 近鉄京都線の事故について、明日で1ヶ月になると思うのですが、現状の進捗状況等、分かっていることがありましたらお願いします。
答: 6月29日に発生した近畿日本鉄道京都線京都駅での列車脱線事故ですが、当委員会は、調査官2名を現地に派遣し、事故現場における車両や軌道の状況確認、関係者の口述聴取などの情報収集を行っております。
   調査の内容についてはお答えできませんが、今後もしっかりと調査・分析を進め、原因究明と同種事故の再発防止に向け、できるだけ早期に調査報告書を公表できるよう努めてまいります。

(八尾空港小型機重大インシデント関連)

問: 新規で加わった事案で、八尾空港の個人機でのオーバーランがありました。ホンダ・エアクラフト式HA-420型をめぐっては、他にもオーバーラン等の重大インシデントが立て続けに起きていると思うのですが、他の事案との共通点や、調査で分かったことで注意喚起していくこと等を伺いたいです。
答: 今ご質問いただいた、6月26日の八尾空港の件ですが、本年4月に成田国際空港において、また昨年4月に中部国際空港において、重大インシデントが同型機で発生していますが、いずれも現在調査中です。
   以前の記者会見の時に申し上げましたが、過去の2件の重大インシデント及び今回の重大インシデントそれぞれにつきまして、しっかりと調査・分析を進め、できるだけ早期に調査報告書を公表できるよう努めてまいります。
   一般論として申し上げますと、同型機で滑走路を逸脱したり、オーバーランする事案が何件か発生しておりますので、このような過去の事案に関する情報も確認しながら今回の調査も続けている状況です。

資料

このページのトップへ