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委員長記者会見要旨(令和8年2月17日

令和8年2月17日(火)14:00~14:06
国土交通省会見室
李家委員長

発言要旨

 運輸安全委員会委員長の李家でございます。
 ただいまより、2月の月例記者会見を始めさせていただきます。

1.事故等調査の進捗状況 

 はじめに、前月の定例会見から新たに調査対象になった事故又は重大インシデントはございません。

 事故等調査の進捗状況については、資料1をご覧ください。

2.安全啓発資料の公表

 次に、安全啓発資料としまして、リーフレット「ダウンウォッシュによる事故を防止するために」を、本日公表しましたので報告いたします。お手元の資料2をご覧ください。

 ダウンウォッシュとは、この表紙の図にあるように、ヘリコプターの機体上部にあるメインローターが揚力を発生させる際に生じる強い下降流を言います。

 ヘリコプターを使用した物資輸送においては、運航中の機体周辺で地上作業員が荷つり作業をしますが、令和6年4月と令和7年3月に、ダウンウォッシュを原因とする地上作業員の負傷事故が発生しています。

 本リーフレットでは、地上作業に従事する皆さまに向けて、ダウンウォッシュの危険性や、事故防止のポイントなどについて、事故の具体的事例も交えて分かりやすく解説しています。

 地上作業に従事する事業者、作業員におかれましては、本資料をご覧いただき、ヘリコプターの運航者と協力して、安全への取組を更に進めていただくことを期待しております。

 本資料は、ヘリコプター運航事業者や関係機関・団体に広く配布し、地上作業員への安全指導の際に周知・活用していただく予定です。

 また、当委員会のホームページに掲載し、公式X(エックス)でも紹介する予定です。

 本日私からは以上です。何かご質問があればお受けします。

3.質疑応答

(JR東日本輸送障害関連)

問: 運輸安全委員会の調査対象事案ではなく恐縮ですが、JR東日本の安全管理体制についてお伺いします。JR東日本では、1月、2月に大規模な輸送障害を発生させています。これらは、幸いにも人身被害等はないものの、大きな影響が出ていて、国民のJR東日本への安全管理体制に厳しい目が向けられています。
   運輸安全委員会では、昨年3月の東北新幹線の連結外れのトラブルについて重大インシデントとして調査をしていると承知しております。JR東日本では、近年、これらを含むトラブルが相次いでおりまして、その一部を調べる運輸安全委員会として、JR東日本の安全管理体制や調査対象事案の今後の調査方針について差し支えない範囲でご所感を伺えればと思います。
答: JR東日本においては、年明けから架線のトラブル等による輸送障害が相次いでいることは承知しております。当委員会としましては、現在、調査対象となっている事案についてしっかりと調査・分析を行い、早期に調査報告書を公表できるよう努めてまいります。
   また、お尋ねの会社の安全管理体制につきましては、仮に、現在調査中の事案において、会社の安全管理体制等について指摘が必要と判断された場合には、調査報告書において言及することが考えられます。

資料

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