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委員長記者会見要旨(令和7年11月18日

令和7年11月18日(火)14:00~14:08
国土交通省会見室
李家委員長

発言要旨

 運輸安全委員会委員長の李家でございます。
 ただいまより、11月の月例記者会見を始めさせていただきます。

1.事故等調査の進捗状況 

 はじめに、前月の定例会見から新たに調査対象になった事故又は重大インシデントは、航空モードの1件で、9月14日に個人所属の小型飛行機が、北海道美唄(びばい)市の場外離着陸場において地上走行中、駐機中の他の小型飛行機に接触し、両機の機体が損傷した事故です。本事案は、10月30日に機体の損傷が大修理に該当することが確認されたものです。

 運輸安全委員会は、本事案について事故調査官を派遣し、調査を開始しています。今後、必要な調査を行い、収集した情報や資料の精査、分析を進め、原因を究明してまいります。

 事故等調査の進捗状況については、資料1をご覧ください。

 本日私からは以上です。何かご質問があればお受けします。

2.質疑応答

(JAL機/海保機衝突事故関連)

問: 羽田空港での海上保安庁機と日本航空機の衝突事故から間もなく2年になりますが、調査の進捗状況はいかがでしょうか。
答: この件に関しては、昨年の12月に公表した経過報告でお示しした方向性に沿って、調査・分析を進めておりますが、詳しい内容につきましては、調査の内容に関わる話になりますのでお答えできません。
問: 調査報告書公表の目処ですが、まだ先なのか、もう少しという感じなのか、その辺の状況はいかがでしょうか。
答: できるだけ早期に公表できるように努めておりますけれども、昨年公表した経過報告に記載しましたとおり、海上保安庁機、日本航空機、管制、非常脱出、消火など、調査・分析が必要な事項が多岐に亘っておりますので、現在、調査を継続して行っている状況であります。

資料

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