海難調査における国際協力の促進・向上を目指すための「国際海難調査官会議(Marine Accident Investigators International Forum)」の第11回会議が、8月26〜30日の5日間、34ヶ国2団体から合計62名が参加して、ドイツのボンで開催されました。 会議には、当庁から藤江国際業務室長が出席し、「海難及び海上インシデントの調査のためのコードの対応」、「各国海難調査機関の活動」、「ヒューマン・ファクターの調査」等、多くの議題について活発な意見交換が行われました。 また、会議のなかで「漁船海難の実態」のプレゼンテーションを行ったところ、特にそのデータ量の豊富さと統計分析の緻密さに対して、各国海難調査官から大きな評価を得ました。 なお、次回の第12回会議は、2003年11月に南米のチリで開催される予定です。