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海難審判庁では,7月7日(金)に「海難レポート2006」(全93ページ)を発刊しました。本レポートでは,「霧中海難」を特集したほか,平成17年に発生した海難の状況や当庁の最近の動きなどを紹介しています。
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海難レポート2006をみる |
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特集 霧中海難
最近3年間の霧中海難の発生状況や平成17年の主要な霧中海難の事例(3事例)などを紹介
第1章 最近の海難審判庁の動き
海難審判法改正の概要,海難審判行政の課題と推進及び国際協力体制の強化などを解説
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第2章 海難の発生と海難原因
平成17年の海難の発生状況,海難原因及び船種ごとの海難事例(18事例)を紹介
第3章 海難防止に向けて
海難防止のための当庁の取組みなどを説明
第4章 海難の調査と審判
海難の調査と海難審判のながれについて解説
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その前に海難分析集「台風と海難」 |
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海難審判庁では,5月に海難分析集「台風と海難」を発刊しました。当庁のホームページからダウンロードできますので,是非ご活用ください。この分析集には,平成16年に上陸した10個の台風によって発生した海難をはじめ,過去の台風海難から得られた教訓などのほか,旅客船,フェリー及び内航船に対するアンケート調査結果から明らかとなった台風避難の実態や,錨泊限界についてのシミュレーション計算結果などを取りまとめています。 「台風と海難」をみる |
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Keep a sharp lookout
3L(Lookout,Log,Lead) は,古くから安全な航海の基本とされてきました。この中で,Lookout(見張り)は,霧中ではともかく,航海計器の性能が向上した現在でも,やはり目視による見張りが基本で,計器だけに頼ることはできません。操船者は,航海情報の多くを「目」から入手していますし,衝突原因からみても,衝突防止は「目視による見張りの励行」に尽きると言っても過言ではありません。
この機会にもう一度,海上衝突予防法が求める「常時適切な見張り」について見つめ直してみましょう。
「海難ゼロへの願い」を込めて! |
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