海難の概要 http://www.mlit.go.jp/maia/04saiketsu/17nen/yokohama/yh1703/16yh082yaku.htm
(本事件の裁決書)
 霧のため視界制限状態となった名古屋港において,入航するS号は,霧中信号を行いながら西航路の中央寄りを低速力で進行中,また,出航するK丸は,船長が食事のため降橋し,霧中信号を行わず,減速せずに西航路の右側を進行中,レーダーにより互いに相手船を探知していたが,著しく接近することを避けることができない状況となった際,両船とも機関を後進にかけて行きあしを止めないで続航中に衝突した。
 
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