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![]() 死亡・行方不明を伴うプレジャーボートの海難が多発しています。 平成11年から15年の5年間に発生したプレジャーボート関連の海難は1,580件で,全体の5%に過ぎませんが,海難に伴う死亡・行方不明者数でみると,212人と全体の20%に上り,かつ,増加傾向を示しています。 平成15年では,プレジャーボートが関連した海難375隻のうち,48隻で64人の死亡・行方不明者が発生しており,これを種類別でみると,モーターボートでは30人,手漕ぎボート等では20人,ヨットでは10人などとなっています。 裁決事例では,救命胴衣着用の有無が生死を分けた,北海道サロマ湖湖口沖で発生した釣り船の転覆事件(P2〜3)を紹介しています。 また,琵琶湖で発生したヨット沈没事件(P4)や英国海難調査局(MAIB)におけるプレジャーボート海難の調査報告書の概要を紹介しています。 当庁では,見張りや救命胴衣着用の重要性,飲酒・無免許操縦の危険性などを分かりやすく説明した「プレジャーボート海難の分析」を発刊するとともに,ホームページでは「プレジャーボート海難の再発防止コーナー」を設けるなど,海難防止のために有用な情報を提供しています。 |
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