海難審判理事所は,ロシア海事局との初めての海難調査協力に関する協議のため, 理事官及び国際業務室長の2名を,ロシアへ派遣しました。会議は,平成16年7月9日,ウラジオストクの港長庁舎にて行われ,ロシア側からは,首席調査官 ら2名が出席し,双方の海難調査制度の説明を中心に,海難の初期情報及び調査報告書の交換,北海道周辺で多発傾向にあるロシア船海難を踏まえての船長等に 対する勧告の取扱いなどについて,活発な意見交換を行いました。

 高等海難審判庁では,修学 旅行や職場見学で訪れた小中学生に対し,「海難審判」の説明を行っています。児童・生徒へは,海図の見方,船の種類や役割をはじめとして,1海里が何メー トルかを覚える方法をカレンダー(1,8,5,2が縦に並んでいる)で説明するなど,実際の生活に近い事柄を取り上げながら,当庁のしごとを身近に感じて もらえるようにしています。
 審判廷では審判官のいすにすわって記念撮影を行い,和んだ表情をカメラに収めていました。
 児童・生徒を問わず,一般の方でも随時,海難審判の説明を行っておりますので,ご希望の方は総務課までご連絡下さい。

 
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