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高等海難審判庁では、このたび、遊漁船業を営んでいる遊漁船及び瀬渡船の海難について、分析を行っています。これは、平成3年から同12年までの10年間の裁決がなされた事件371件を対象にして、最も多い衝突事件の海難原因を中心に見張り行為の有無などを分析しています。 なお、分析結果の公表は、8月上旬頃を予定しています。 |
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門司地方海難審判理事所は、6月29日門司地方海難審判庁に対し、自動車運搬船新日洋丸乗揚事件の審判開始の申立を行いました。その概要は次のとおりです。 日洋丸(総トン数1,573トン)は、軽自動車など335台を載せ、船長ほか7人が乗り組み、福岡県大島西方沖を博多港へ向け航行中、入港時間調整のため、沖出しの針路で進行していたところ、栗ノ上礁の干出岩に向かう針路となり、平成13年2月5日06時04分これに乗り揚げ、その後進水し、沈没して、積荷及び船体が全損となった。 なお、新日洋丸船長及び同一等航海士が受審人に指定された。 |
編集後記 |
マイアニュースレター」の創刊号をお届けします。 “マ・イ・ア“とは、 「Marine Accidents Inquiry Agency」の頭文字をとりました。次号についても裁決事例や海難分析を掲載するなど、より一層の充実に努めて参りたいと考えております。 |
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