JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 92-2B
発生年月日 1990年03月24日
発生場所 千葉県新東京国際空港
航空機種類 飛行機
事故等種別の分類
(Occurrence Category)
ABNORMAL RUNWAY CONTACT
EVACUATION
WIND SHEAR OR THUNDERSTORM
飛行の段階
(Phase of Flight)
LANDING
人の死傷 負傷
航空機区分 大型機
型式 ロッキード L-1011-385-1
登録記号 VR-HOC
運航者 キャセイパシフィック航空会社
事故等種類
報告書(PDF) 公表
公表年月日 1992年03月27日
概要 キャセイ・パシフィック航空会社所属ロッキード式L1011-385-1型VR-HOCは、平成2年(1990年)3月24日、同社定期便508便としてホンコン国際空港を出発し、協定世界時05時12分(日本標準時14時12分)ごろ、新東京国際空港の滑走路16へ着陸する際ハード・ランディングして、左主翼翼根部リヤ・スパー及びその周辺部が破損し、第1燃料タンクから燃料が流出した。火災は発生しなかった。
同機には、乗組員18名及び乗客283名計301名が搭乗しており、緊急脱出が行われた際、乗客2名が重傷を負った。
原因 本事故は、同機が、風向風速が大きく変動する横風の中を進入して、着陸のためのディクラブ操作を開始した直後に、その直前に吹いていた強い真横の風が急減するとともに、一時的に追い風になるという変化に遭遇し、機長が適切な着陸操作を行うことができずハード・ランディングしたことによるものと推定される。
死傷者数
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
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