JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 AI2011-1-1
発生年月日 2009年08月04日
発生場所 静岡県静岡市三保場外離着陸場
航空機種類 飛行機
事故等種別の分類
(Occurrence Category)
RUNWAY EXCURSION
飛行の段階
(Phase of Flight)
LANDING
人の死傷
航空機区分 小型機
型式 セスナ式172Mラム型
登録記号 JA3930
運航者 個人
事故等種類 滑走路逸脱
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年01月28日
概要  個人所属セスナ式172Mラム型JA3930は、平成21年8月4日(火)、耐空検査のため、静岡県静岡市の三保場外離着陸場を離陸し、検査飛行を実施したのち、13時50分ごろ、着陸の際にオーバーランした。
 同機には、機長ほか同乗者2名の計3名が搭乗していたが、負傷者はなかった。
 同機は小破したが、火災は発生しなかった。
原因  本重大インシデントは、同機が着陸の際、機長が、離着陸帯中央標識を越えて接地してしまうと認識したにもかかわらず着陸復行することなく接地したこと及び着陸滑走中最大ブレーキ操作をしなかったことにより、離着陸帯を越えて草むらに飛び込み停止し、草に阻まれ自力走行ができなくなったものと推定される。
 接地点が離着陸帯中央標識を越えたことについては、吹き流しにより風向風速を確認しないまま着陸進入を試み、通常と異なる進入経路であるベースレグへ直接進入を行ったことにより高度処理を誤り、高い進入角で進入したことに加え、追い風の影響で通常より対地速度が速くなったためと推定される。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
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