JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 2003-6
発生年月日 2003年02月14日
発生場所 熊本県熊本空港
航空機種類 飛行機
事故等種別の分類
(Occurrence Category)
RUNWAY EXCURSION
飛行の段階
(Phase of Flight)
LANDING
人の死傷
航空機区分 小型機
型式 セスナ式172P型
登録記号 JA4066
運航者 熊本航空株式会社
事故等種類
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2003年11月28日
概要  熊本航空株式会社所属セスナ式172P型JA4066は、平成15年2月14日(金)、離着陸訓練のため、操縦教員及び操縦練習生が搭乗し、14時00分熊本空港滑走路07を離陸し、同滑走路においてタッチ・アンド・ゴーを実施中、5回目のタッチ・アンド・ゴーで接地した際、左主脚が破断したため機体が左に偏向して同滑走路から逸脱し、14時31分ごろ、同滑走路北側の草地でかく座し、停止した。
  搭乗者の死傷  操縦教員 なし   操縦練習生 なし
  航空機の損壊  機体   中破   火災発生なし
原因  本事故は、同機が着陸した際、左主脚チューブラー・ストラットが破断したため、機体が左に偏向して滑走路から逸脱し、その際に機体を損傷したことによるものと推定される。
 左主脚チューブラー・ストラットが破断したことについては、以下の要因が関与したものと考えられる。
(1) 長期間の使用により、緩衝リングが経年変化したこと
(2) 緩衝リングのブッシングが、インボード側にほとんど抜け出したこと
死傷者数
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
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    なお、動画はWMV形式でデータ速度は1000kbpsです。